在日中国人の台湾ビザ申請(1)情報収集

2013年06月03日 │ 台湾ビザ │ コメント(4)

在日中国人の台湾ビザ申請(1)情報収集

旦那がちょいちょい台湾へ行く事が増えたので、7月の渡航の時に一緒に行ってみる事になりました。

って事で、日本語しかできない在日中国人が海外に行ってみようの第2弾開始です。

手続き窓口について

台湾と日本は正式な国交がないので、在日大使館・領事館はありません。
その代わりに、国交の無い国との経済・文化交流を行う窓口として台北経済文化代表処という機関があります。
査証申請などもここで行う事になります。

情報が欲しい

台北経済文化代表処のサイトを開いて、「査証、文書証明」→「査証」とたどってみる。
出た出た、査証の説明ページ
うーんと…。

「華僑、大陸、香港、マカオの方の台湾への出入国手続」って項目があるけど、URLだけで何の説明もない。
URLの先も全部繁体字でよめまへん…。

【2016/09/22 追記】
台北経済文化代表処のサイトがリニューアルされて、URLや内容が若干変更になっておりました。
この記事を書いた時はひとまとめのページだったのですが、現在は香港・マカオの方と、大陸籍の方とで説明が別々になっています。

助けて、中の人~!
査証の説明ページの一番下にメールアドレスがあるので、そちらに問い合わせてみました。

「在日中国国籍の方が台湾入国の申請について、当代表処のホームページでご覧になれます。
中文版→護照、國籍、戶籍、大陸人士赴台 →『大陸地區人民申請赴台觀光』
(日本語の説明があります)」

中国語版の方になるのかー、聞いてみて良かった。
紹介されたページがこちら

【2017/04/11 追記】
コメント欄でご報告を頂いたのですが、2017年4月に説明ページが修正されたとの事です。
留学の場合、家族滞在の場合、永住権取得の場合など、かなり判りやすくなっていますので、大陸地區人民申請赴台觀光のページをご参照ください。
修正された内容に沿った記事は、また次に台湾ビザを取る時にでもご紹介したいと思います。
ここから下は2017年3月までの説明に沿ったものになりますので、ご了承ください。

台湾ビザ取得方法の画面

開くとすぐ繁体字で「日本語じゃないじゃん!」とびっくりしますが、スクロールすると下の方にちゃんと日本語訳が書かれています。

不明点の確認

じゃあ手続きについて一個ずつ見ていこう。

一、申請資格
1、留学生―「留学」の在留資格を持っている方。
2、永住者(四年以上滞在の定住者を含む)。
3、「家族滞在」や「日本人配偶者」の在留資格を持ち、日本円60万円以上の金融機構の残高証明を持っている方。
4、海外に一年以上滞在、かつ会社に勤めている方。
5、上記の者の同行家族(配偶者、子もしくは二親等以内の血縁者)。

これは「2」だね。問題なーし。


二、必要書類
1、旅券(有効期間6か月以上のもので、旅券のオリジナルを提示、コピーを提出)。
2、写真(縦4.5cm×横3.5cm、頭部のサイズは3.2 cm~3.6 cm、無地のカラー写真)1枚。
3、住民票1通。
4、在留カード(或いは外国人登録証明書)コピー(両面)1通。
5、在学証明書(留学生のみが必要)または在職証明書(在職している方)1通。
6、「家族滞在」(「日本人配偶者」を含む)の在留資格をお持ちの方は、金融機構が発行された60万円以上の残高証明書もしくは在職証明書。
7、親属関係証明書(同行家族がいる場合)。
8、手数料:シングルビザ(有効期限3ヶ月)¥1,900、一年数次ビザ ¥3,200。

手数料、安い!びっくりした!
アメリカは確か8,000円ぐらいだったのに!

三、申請方法及び受領方法
ホームページでの予約申請【予めホームページで予約し、時間どおりにご來処ください】
「內政部移民署-中港澳地區短期入臺線上申請平台」のホームページ
https://csts.immigration.gov.tw/HKMO/home/index を開き,「我要申請」(申請します)を選択し、①選擇您要遞送申請表地點(申請表に提出する機関を選択し、規定の証明用の写真をスキャンします)→②登錄申請表內容(申請表内容を登録)→③預約面談時間(窓口への提出日時を予約)→④列印申請書及確認單(申請書と確認書をプリントアウト)の順で申請人の資料を入力した後、確認書及び関係資料を持参し、予約された日時に当代表処領事部六番窓口に提出し、代表処は申請書類を審査し許可されると3日間(休日を含まず)に「台灣地區入出境許可證」を発給します。(入出境許可証を郵送する場合、予め郵便局にレターパックをご購入ください)

四、ホームページで予約せず、直接窓口に申請する場合、受理した後、申請資料を内政部移民署に送り審査されます、所要日数約3週間。受領方法は窓口での受領或いは郵送(予め郵便局でレターパックを購入して、申請時、窓口に提出してください。)

五、神奈川県と静岡県にご在住の方は「横浜分処」に申請してください。(電話番号:045-641-7737)

で、申請は必要書類を直接持っていくか、ネットで予約してから行くか、の違いなのかな。
ネット予約していくと3日、直接窓口だと3週間かー。
あ、でも「当代表処領事部六番窓口」って東京だよね?札幌分処で申請できるのかな?

【2016/11/22追記】
ネットで申請予約ができるのは東京、大阪、横浜になります
実際にネット予約して、東京で手続きした時の記事はこちらです。


六、在日の旅行業者に依頼し代行申請することもできます。
次のページに載っている代行の旅行会社リストを参考し、旅行会社に代行申請することもできます。

下の方に旅行代理店のリストがずらずら~っと。
数件のサイトを見た所、代行手数料を入れるとだいたい10倍の19,000円前後の料金。
自分で申請してみてダメだったら、代理店にお願いって所かな。


必要書類にある「親属関係証明書」ってなんだろ?
ググってみると韓国籍の人が帰化する時に必要、みたいなのばっかりがヒットする。
うーん、判らないなぁ。

ビザは聞けるときに聞かないと、「時既に遅し」って事になりかねないので、
すぐに台北経済文化代表処 札幌分処に電話。

「手続きはこちら(札幌分処)で大丈夫ですが、ネットでの予約ではなく、直接書類をご持参頂きます。
手続きから発行まで3週間ほどかかりますのでご了承ください。
親属関係証明書は同行する中国籍の家族に必要なものですので、
ご主人が日本国籍なら不要です。
必要な書類や申請書につきましては、メールでお送りしますね」

ふむふむ、聞いてみて良かった~。
ネット予約はできないけど、今回は東京まで出向かなくていいぞぅ!

最終的に必要なもの

必要なもののリストと、申請書のwordファイルがメールで送られてきました。

・住民票
・在職証明書(繁体字で記入、もしくは繁体字での翻訳書類添付)
・申請書(繁体字で記入)
・日程表(繁体字で記入)
・パスポート
・外国人登録証 もしくは在留カード
・写真2枚(※白い背景のもの、青い背景は不可 ※頭頂から顎まで3.2㎝~3.6㎝)
・手数料1900円

申請書はサイトに書かれてなかったから危なかった!
対象者の状況や受付場所によって、必要な書類が違ったりするみたいなので、
やっぱり一度は直接問い合わせ、だね。

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