初めての台湾旅行(4)一人で過ごす台湾 その1

2013年07月17日 │ 台湾 │ コメント(0)

初めての台湾旅行(4)一人で過ごす台湾 その1

なんと今日・明日と旦那が仕事で泊まりだそうで…
うえぇぇぇ、聞いてなーいよー!!
まるっと一人になる事は無いって言ってたから何も調べてなーいよー!!

そんな私の叫び声をBGMに旦那は「がんばって~」と出発。

…し、仕方ないよね。引きこもってても意味ないし…。
ここはお一人様を楽しまないと!

とりあえず身支度してホテルの最上階で朝ごはん。
おかゆと台湾のお惣菜がちょこちょこあるバイキング形式。
もう終了間近だったせいか、おかずが本当にわずかしかなかったので、写真は遠慮w
味はまぁ、まずまず…かな^^;
ホテルの近くに24時間の夜市があるから、そっちに行った方が楽しいかも。

食後は部屋に戻って、ネットとガイドマップで一人でも行けそうな観光地をチェック。
よし、いざゆかん、一人台湾っ!!

中正紀念堂

MRT民権西路駅から淡水線に乗って中正紀念堂駅へ。乗り換えもないからスムーズ。
駅内にもしっかり案内が出てるのでその通りに進んで地上に出ます。
中正紀念堂の広場 すっごーーーく広い広場!(広いから広場だよね…なんてバカっぽい日本語か)
中正紀念堂の門 そして高さ30メートルの門の大きさにも圧倒。

中正紀念堂 門の真正面にあるのが中正紀念堂。
長い階段に心折れそうになりつつ登ってみたら、蒋介石の銅像前で衛兵交代式が始まった所でした。
なんていいタイミング。

衛兵交代式 交代前の2名と交代後2名、それに指揮官の全5人で、スローモーションのような行進と銃での演舞(って言うのかな?くるくる回したりとか)。
大勢の観光客が見守る中、銃を床に打ち付ける音と行進の足音だけが堂内に響き渡ります。
5人の動きがまぁ~ピッタリでほれぼれ!
そして衛兵さんがみんなイケメンで、それもほれぼれw

紀念堂の内階段を降りて1階に行くと、蒋介石資料館があります。
日本語での説明書きもちゃんとあるので、とても勉強になりました。
色んな面を持った人だけど、相当数の故宮の重要品を守った事は本当に素晴らしいと思う!

と、紀念堂を出て、両脇の芸術院あたりに差し掛かるとヒップホップ系の音楽が聞こえる。
はて?こんな所で?と思って芸術院の階段上がると、なんと若者がダンスの練習中。
確かにスペース広いし、ガラス扉が鏡代わりになって便利そう。
そう言えば、来た時は観光の人ばかりだったけど、ランチタイムを過ぎたら運動とかランニングをする人たちが大勢。
そうやって市民に使われる場所なんだね。

中正紀念堂駅5番出口はどこだ!?

この後は台北博物館に行こうかなー、とウロウロしてたらザパーっと雨が降ってきちゃいました。
止みそうもないので、とりあえず民権西路に帰ろうとMRTの出入り口へって…
…出入り口どこだっけー?
ヤバイ、全然わからないっ!

紀念堂に隣接してる庭園の入り口に屋根があったので、とりあえず駆け込んで雨宿り。
えー…だってGoogleマップだとこのあたりに入り口があるってなってるのに…

「xxxx xxxxx?」

一生懸命iPhoneで地図を見ていたら、警備員さんに話しかけられました。
中国語だから全然判らないんだけど、どこに向かっているのか聞いてくれてるのかな?
えーと、えーと。
I want to go to the MRT station…

「Blue Roof」

と、今の場所から芸術院を挟んで、向こうにある青い屋根の所を指差してくれました。
あれかー!!そうか!そういや出口を出たときに「駅の出口も紀念堂のデザインに合わせてるんだなー」って思ったんだった!!
警備員さんありがと~!謝々、サンキュー!!

ちなみにMRT出入り口と中正紀念堂の位置関係はこんな感じだったみたいです。
私は愛国東路を行ったり来たりしてたのね…

荘子茶房でお茶三昧

博物館に行けなかったのでまだ14時。
民権西路に「荘子茶房」という、日本語が堪能なスタッフさんがいるお茶屋さんがあるとの事なので向かってみました。
店内はシンプルなカフェの雰囲気で、カウンター席の後ろの棚には一面赤い茶筒が並んでいて壮観。

「飲んでみたいお茶があったら言ってくださいね。
 どんなお茶が好き?」

と、好みの味を探りながら、たくさん試飲させてくれました。
どれも美味しくて香りが本当にいい。
日本で買うお茶は1杯目だけ味ががっつり濃くて、後はスカスカな感じが多いけど、ここのは1杯目でも柔らかい。
決して薄いんじゃなくて、程よい濃さがずーっと何杯も続く感じ。

もう全部買いた~い!!けど、そうもいかないので、阿里山烏龍茶、阿里山手工紅茶、玫瑰烏龍、茉莉綠茶をチョイス。
荘子茶房のお茶 お買い物もして満足、さて帰ろうと思ったら、突如雷が鳴ってスコールのような大雨。
店員さんが、

「もし急いで無かったら、このまま雨宿りしていいですよ。
 お茶を入れるから、もっと飲んでいってー」

とな!なんて優しいのか、台湾の人…っ!
ご好意に甘えて、小降りになるまでお茶をいただきつつ、日本と台湾の色んなお話で花を咲かせました。
ホントに長時間、お邪魔しましたー♪

ひとりで晩御飯

ホテルに戻り、ビールを飲みつつネットで晩御飯の算段。
すぐ側に「雙城街夜市」という24時間やってる夜市があるんだけど、ここは士林夜市とは違って日本語がほとんど通じないみたい。
うーん、ひとりでそれはちょっとハードル高いなー…

雙城街夜市の近くにテイクアウトができる「黄記」というお店があるとの事。
そこも日本語は通じなさそうだけど、なんとなくメニューが判ったので、オーダーをメモしていざ移動。

ホテルから雙城街夜市を抜けて次の通りに、○黄マークのまぶしい看板をすぐに発見!
テイクアウトしたい人たちが20人ぐらいならんでいて、それもひとつの目印になったかも。
ちなみに店内で食べることももちろんできます。
(その場合は伝票に注文の数を書けばOKなので、中国語できなくても全然大丈夫)

メニュー表は壁に掛かってるんだけど、ちょっと離れているから指で指して注文するのは難しそう。
やっぱりメモ持参で正解でした。
テイクアウト列は長いけど、店のおばちゃん達が手早いのであっという間に順番が。
早速書いてきたメモを渡します。

焢肉飯×1、湯青菜×1、外帯OK?

ちなみに「外帯」はテイクアウトの事。
できるのは判ってるんだけど、持って帰りたい事を強調してみましたw

おばちゃんは笑顔で頷くと、パパパっと箱詰め・袋詰め。
あ、良かった、通じた通じたー。

早速ホテルに帰って夕食タイム。
黄記の焢肉飯と湯青菜 じゃーん、湯青菜がビニールに入ってるのがダイナミックでいいよねー
焢肉飯は見た目ほど味は濃くないし、八角とかのスパイス感もほとんどないので、日本人には食べやすいかも。
日本で言えば角煮なのかな?軟骨も煮込んでいるみたいでグミみたいな食感でおもしろい。
湯青菜は茹でた青菜にシンプルな醤油味風のタレが掛かってます。
数日野菜不足が気になってたので、葉物がたくさん食べれて幸せ~
いやいやどっちも美味しかったー(((o(*゚▽゚*)o)))

車の予約

初日にも書きましたが、友莱大飯店は宿泊日数が多いと「台北市内なら、1日1箇所どこでも送ってくれる」というサービスがあるのです。
明日のお出かけがちょっと遠いので、早速フロントへ相談に。

あ、日本語の出来るおねーさんがいなくて、おっちゃん2人だ…
す、すみませ。日本語できますかね?

「あー…少しなら」

えと。×××号室の宿泊客なんですがー。
明日、台北市内の送迎サービスをお願いしたいんですけど、空きありますか?

「何処行くの?何人?時間は?」

えーっと、故宮博物院に、1人で。時間は11時ぐらいかな。

「はい。じゃあ11時にここに来てくださいね」

おぉっ、あっさり大丈夫だったー!
って事で!明日は故宮博物院に行ってきます!!

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