初めての台湾旅行(5)一人で過ごす台湾 その2

2013年07月18日 │ 台湾 │ コメント(0)

初めての台湾旅行(5)一人で過ごす台湾 その2

ホテルの朝ごはんを食べるつもりが、起きたら既に10時半近く!
あわわわ、故宮行きの車の予約、11時なのにっ!
慌てて身支度して、ハラペコのままフロントへ向かいました。

故宮までの移動

フロントのおねーさんに号室を伝えると、ホテル前の道路に車が待ってるとの事。
早速出てみるとバンタイプの車と、イケメンのおにーさんが立ってる。
おにーさんに「×××号室の者なんですけど…車ってこれです?」って聞いてみたけど、日本語は判らないみたい。
うーんと、どうしたらいいのかなー、号室と行き先をメモにでも書いておけば良かったなー。

「コキュウ、デスヨネ?」

あー、うん、うん!そうです!
なんだおにーさん、言えるんじゃん!(←自分は中国語できないのにひどいw)

故宮博物院 車で進むこと30分ぐらいかな?
中正紀念堂の門にも似た、これまた大きな門がドーンと。でっかーい!!!

イケメンの運転手さんにしっかりお礼を言って、いざ故宮博物院へー!

【旅行後の追記】
送迎サービスの事を後から旦那に報告したら、「チップの文化が無い国でも、この場合はチップ払うべきだったねー。往復分の飲み物が買えるぐらいの金額でいいからさ。」との事。
帰国日に空港まで送ってくれたのもこのおにーさんだったので、その時に少し多めにチップをお渡ししました。

とりあえず観覧のための準備

故宮博物院 階段を登ってエントランスへ。
当然なのですが、ここからは撮影禁止なので、テキストのみで説明しますねー。

ここから入って、向かって右側のカウンターがチケット販売になっています。
簡単な日本語なら判ってくれるので、人差し指を立てて見せつつ「一人です」ぐらい言えば伝わります。
今月からチケットが値上げになるとあちこちのサイトで見たんだけど、特に変わらず160元のままでした。

日本語のオーディオガイドが借りれるとの事で、今度は左側のカウンターに向かいます。
すみません、日本語のガイド借りたいのですがー

「利用料は100元です。その他にパスポートを預からせて頂きます」

保険のためか、写真付きの身分証明を預ける必要があるのですね。
まぁ、外国人は必然的にパスポートなんだけど、こんな大事なもの預けるのちょっと怖いな…
と迷っていたら

「パスポートが無理でしたら、2000元預けて頂く事でも可能です」

高っ!
あー、じゃあパスポート預けまーすw

無事にオーディオガイドもゲットしたし…って、周りの人たちはみんなガイドマップ持ってる。
それ、いいなぁ。欲しいなぁ。
チケットセンターではチケットしかくれなかったけど…
展覧エリアの入り口前に置いてるのは中国語だけみたいだし、日本語の無いのかな~?
とキョロキョロした所、展覧エリア入り口の右側の壁際に、小さく「日本語」と貼られてるのが見えて無事にゲット。

展覧エリア1~2階

4階建の建物で1~3階が展覧エリア、4階がレストランになっています。

展覧エリアはたくさんの小部屋に別れているため、場所によって混み具合が全然違う。
私は見る順番にこだわりは無いので、ツアー客を避けて空いてる部屋にどんどん進入。

それにしてもガイドマップもらって来て正解。どの部屋を見たかの判断にとても便利。 故宮博物院ガイドマップ
正直、ツアーのお客さん達は相当うるさいです(どの国の人でもね)。
割り込むし、ガラスに顔も手もくっつけて見るし、人気のある物の前から動かないし。
でも彼らは時間制限があるから、少し待てばすぐに移動するので、上手にスルーするのがいいです。
こんな所でお互いイライラしても仕方ないしね~

あ、ちなみに展覧エリア内の日本語対応ですが、本当に目立つところだけ、ですね。
小部屋のテーマは日本訳が書かれていますが、展示されている物の個別の名前や説明は全て中国語と英語のみです。

オーディオガイドで聞けるのもごく一部の展示物だったのですが、
「この展示物の時代の幅広い話が始まった。専門用語っぽくてあんまり理解できない…。あ、あれ?この展示物の具体的な説明は…?あ、無いまま終わった…」
という感じ。

ガイドとしての役割はちょーっとイマイチかも。
ただ!ただですよ!
周囲の大きな話し声を、自分の耳からシャットアウトするのに効果絶大(笑)

そんな感じで1階、2階と見終えて、14時ぐらい。
3階に上がろうかと階段の所まで来たら…1階から3階までびっしり大行列!
え、な、何コレ…?どゆこと…?

後から調べて知ったんだけど、ここ故宮博物院では石を加工して作られた「白菜」と「角煮」の置物が大変有名なのですね。
↑そこまで下調べもしてなかったから、本当に知らなかったのです、私w
で、それが3階にあり、特にツアー客はガイドさんに絶対に連れて行かれるみたいで、これだけの大行列に。

うーん、お腹も空いたし、クーラーで体が冷え切ってるし。
一度離脱して4階のレストランで食事をしよう。

三希堂でごはん

クチコミ等で飲茶セット的なメニューがあると見かけたんだけど、現在は無いみたい。
リーズナブルでいいなーって思ってただけにちょっと残念。

美味しそうなメニューに悩みつつ、鉄観音茶、海鮮ちまき、八宝スープを注文しました。
ちなみにこのお店は注文票じゃなくて、店員さんに普通に言うスタイル。
でもメニューは日本語でも書かれているので、指差しで十分注文できます。

鉄観音茶 まず鉄観音茶(120元)
左が茶杯、真ん中が急須、右が茶海。
最初は急須に茶葉とお湯が入れられているので、3分ぐらい待ってお茶が出たら、茶海に全部注ぎます。
(急須から茶杯に注いでたら、どんどん急須内でお茶が濃くなっちゃうから)
で、茶海から茶杯に注いで美味しく頂きます。
他にお湯の入ったポットをもらえるので、自分で急須に足して何杯でも楽しめますよ。

海鮮ちまき 海鮮ちまき(120元)
おぉっ、意外とボリューミー。ホタテの香りがたまら~ん!

八宝スープ 八宝スープ(160元)
程よいサイズ…と思ったら、器の高さが結構あって、こちらもかなりのボリューム。
具沢山で味も濃厚。熱々で冷えた体にしみるよ~。

食後のお茶も楽しみつつ、1時間ちょっと経過。
15時過ぎたし、そろそろ移動してみましょうかねぇ。

展覧エリア3F

食事前の大行列は1/3ぐらいに減った感じ。
でもうっかりツアー団体の中に混じってしまって、もう後ろに戻る事もできないまま、白菜と角煮の部屋へ流されました。

ガラスケースにはひっきりなしに人が貼り付いてたので、チラっとだけ覗いてみる。
確かにこの加工は本当にすごい。ここまでくると職人の執念だよね。
…けど、この大行列に並んで、ガラスケースに手も顔もべったり付けてる人たちを掻き分けてまで見たいかと言われると…^^;

他にも綺麗な展示品がたくさんあるのでね、自分の見たいものを見たらいいと思います。はいw

やっとの思いで人ごみの小部屋から逃れ、他のエリアへ。
この小部屋だけが異常に混んでるけど、他はそうでもないです。

さらに16時過ぎあたりから人が減り始め、17時頃にはもうどこも閑散とした雰囲気。
ここぞとばかりに、もうちょっと見たかったエリアに戻って、じっくり静かに堪能できました。

やっぱり雨の洗礼

ふむ。とりあえず第一展覧エリアは制覇!
できれば別の建物の第二展覧エリアと庭も…と思っていたんだけど
故宮博物院でも雨 ざぱー、っと雨。見事に雨。
ま、これだけ第一エリアを見れたしね、今日はこれでいっか。

流石にちょっと疲れちゃったから、MRTの士林駅までタクシー。
初日に夜市に行ったときもそうだけど「シーリン」だとあんまり通じない。
シとスの間、「スィーリンステーション」で伝わる感じでした。
タクシー代は110元。
この辺りはぼったくりタクシーも多いって聞いてたからドキドキしたけど、普通の金額で良かった。

あとはすっかり慣れたMRTに乗って、ホテルへ帰りました。
外にご飯を食べに行く体力すらなくて、コンビニで軽食買ってビール飲んで爆睡。
はー、くたびれたー

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